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本当のiPhoneの修理の品質とはどこに現れるのか。

本当の品質はお客様からは見えません。
そこでJIVEが見えない箇所の品質をガラス割れの修理を例にして詳細にご説明します。

これがiPhoneのガラス割れの修理パーツだ

iphone6の画面パーツ写真 これがiPhoneの修理パーツ。
現行機種のiPhone6のLCDパネル写真です。
ガラスと一体で液晶ユニット(写真の黒い部分)もセットになっています。
このため、ガラス破損の場合でも液晶ごと新品のものと入れ替わります。
ガラスだけ張り替えているわけではないのですね。

iPhoneの液晶ユニットはものすごくデリケートで壊れやすい

iPhone修理用パーツリボンケーブル写真
この修理パーツの液晶は構造がとてもデリケートです。
紙のように薄いリボンケーブルで液晶と本体を接続しています。
そしてこのリボンケーブルの根元の拡大写真をご覧ください。
iphone5sLCDコネクタ拡大写真
薄かったリボンケーブルがさらに薄くなり、中の配線がうっすら見えています。
実際のところ、折り曲げるだけで断線することがあります。

一時はオークションや各種ショッピングモールでもこういった修理パーツを購入できた時期がありましたが、 ガラス割れを修理する際、このリボンケーブルを誤って断線させてしまう事故のため、 購入者と出品者との間でトラブルが多発し、今ではオンラインではあまり取引がされなくなっています。
(購入者側から一方的に理不尽な低評価がつけられるとアカウント停止などの重大な損害に直結するためです。)

一部取引可能な商品についてもやたらと★1などの低評価レビューが目立つのも、 専門技術がない状況で修理を試みた結果、破損させてしまったのを「初期不良だった」と主張して 返品・返金を試みるというトラブルが続発したからです。

iPhone修理パーツには純正新品とコピー品、一部コピー品、そして再生品などがある

iPhoneでは純正品というとアップルの直接生産をイメージするかもしれませんが、 実際にはOEM品といってアップル側がパーツの仕様を定め、外注しています。
この外注の規格に沿って製造されたOEM品を一般に日本語で「純正」と呼んでいます。

仕様が同じでさえあれば、異なる品質の部材を使用しても、パーツそのものは製造可能です。 そのようにして製造されたパーツがいわゆる「コピー品」と呼ばれます。 (コピー品=低品質ではないので注意してください。 コピー品という呼称では権利侵害をイメージさせるため、以下非OEM品と呼びます。)
非OEM品であっても製造元によっては純正OEMと遜色ない性能を持ちます。

純正品はOriginalと表記し、コピー品がOEMだとする記事が散見されますが誤りです。
なぜならOEMは"OriginalEquipmentManufacturer"の略で、用語そのものの意味から明らかです。 いわゆるコピー品というものも仕様上は純正と同じものを前提としているので非OEMというのがより正確でしょう。

そしてここからが複雑なのですが、iPhone用LCDパネルを製造する際、一部の部材だけ「純正OEM」を使用し、 一部の部材だけ「仕様が同一の別の部材」を使用して製造することがあります。
よく非OEM部材で製造されるのがさきほどご紹介した、液晶ユニットと本体を接続するリボンケーブルです。
製造業者においては液晶ユニットのみOEM、ケーブルのみ廉価な非OEMを選択して製造することもあります。
この場合はお客様側からの見た目や感度などは完全に純正と全く同じものになります。
あるいはベゼル(画面のプラスチックの部分)の接着方法をOEMの規定以外の方法で接着する場合もあります。
この場合は耐久性において純正OEMと異なる部分が出てきます。
このように、製造業者側の選択によって、主要な性能を構成する部分のみ純正OEMを使用して製造されているケースも あり、調達においては判断が難しいのです。

さて、肝心の「隠れた品質の違い」なのですが、これは完全に皆さまの目には触れない部分ですが、 明らかに異なるのはリボンケーブルそのものの柔軟性です。
純正OEM品ではケーブルは大変柔らかく、取り付けもスムーズです。
これに対し非OEM部材のケーブルは硬いです。
この微妙な違いが装着後の断線確率に影響を与えます。
(とはいえ、非OEM品を極度に警戒する必要はありません。各iPhone修理ショップではこれに備えてなんらかの 保証プランを用意しているはずだからです。)

オークション等で販売されている部材はこれらの情報が完全に秘匿されています。
公開するメリットが誰にもないからです。
修理用パネルがあれば「ああ、修理用パネルだ。」と思うのが普通です。
品質を吟味する方法まで持ち合わせている購入者はまず皆無です。

100%OEM品の修理部材は一般に高価格です。
非OEM品の修理部材はそれほど高価格ではありません。(それでも安いわけではないのですが)
JIVEが盲目的な低価格指向に賛成しない理由は上述の部材の品質の違いを修理上のリスクと提供サービスの品質の違いとして認識しているためです。
(どうしても他店に追従して低価格提供を強行せねばならないときは品質毎に修理メニューを分け、 お客様に品質を選択していただくようにするでしょう。)

非OEMもOEMも、ガラスと液晶ユニットの接着方法に関しては全く同じ部材を使用しています。 感度が問題になるケースがありえるのは特定の方法で製造された「再生品」においてです。 非OEMだからイコール感度が悪いわけではありません。

iPhone修理提供時の品質の維持をどう考えるか

結局のところ、低品質なものを提供すると保証のための再修理という形で戻ってきてしまいます。
もちろん外損があるなど、過失が認められる場合はJIVEでも無償対応はできないわけですが、 それ以外の自損ケースは最小にしなければ修理費用は全て丸被りになってしまいます。

このためJIVEでは豊富な修理経験から価格とのバランスが取れた、目に見えない破損の確率が低いとみられるパーツを調達するよう心掛けています。
それが保証期間内の故障のリスクを低減することにつながり、結果として高品質な修理を提供できたことになると考えているからです。
そのための指標の一つが上にあげたようなポイントになります。
(他にも品質を見極めるポイントはいくつもあります。)
現実に品質を見極めるには製造時の特徴と影響から事実を積み上げ、判断しなければならないのです。